騒音問題!


 近隣問題で苦情が多いのは騒音問題。まず、問題を整理して然るべき対処をしていかないと、自分が退去していかなければならない事態になる重要な問題です。大雑把に分類してみますと以下のようになります。

@自分以外の入居者が自分の生活に支障をきたす程の騒音。
A身に覚えがないが、近隣から苦情がはいり、困っている。
B明らかに建物がスカスカで自分も含め近隣も困っている。
Cその他、赤ちゃんの夜鳴き、ペット騒音、嫌がらせ、勘違い。

 人の数だけトラブルがあり!というようにその事件で対応も難しいものです。そもそも、騒音問題は個々に音の感じ方に違いがあり、数値をもってしても必ずしも問題解決にならない複雑な問題です。解決には住民同士の話し合いが基本ですが、被害者が権利を多用に行使したり、道徳的に誠実に見えない感情的なやり取りをしてしまうと、後に被害者が損をしてしまう事もありますので、慎重にお願い致します。

交渉例「夜中の0時に洗濯をされて困る』

@いつも帰りが遅いのですか?と世間話へ持ち込み、自分の生活サイクルを話し理解してもらう。
A挨拶ついでに何日の何時頃洗濯をしていませんでしたか?とさりげなく聞く。

 何事もコミュニケーションが大事ですのでだいたいはココで終了。 しかし、話したにも関わらず、改善されない場合は、被害を受けている時に直接、 訪ねて行き事実を告げましょう。その時の対応が・・ ・

@すいませんと言われ、その日は収まる。・・・根気良く続ける(2〜3回)
A洗濯はこの時間しかできないので我慢してと言われる・・(お願いします眠れませんとはっきり言う)  

ココまでは自分で対処できる範囲でしょう。これより先は、 管理会社や斡旋をしてもらった 不動産会社へ相談してください。 斡旋された業者さんは、親切なところですと相談(任意です)に乗ってくれます。 大家さんへは最終手段として控えた方が良いでしょう。(世間話程度に) 最終的にはその加害者への仮処分申し立てや即決和解などがあります。
ただし気をつけていただきたいのがこれが原因で引越しをしたいなど賠償請求は当事者間で話し合うか弁護士(法的代理人)をたてなければなりません。

 ☆事件で発展する恐れのある刑事事件
  ・恐喝・・・・・・・・『賠償金を払わなければ嫌がらせをするぞ』 など明らかな恐喝行為。
  ・傷害・暴行・・・人権侵害により、加害者から受ける場合、被害者による過剰防衛


水で大被害!

 ある日天井から
が!程度にもよりますが、頻繁に起こるのが洗濯機の排水の漏れや雨漏りがあげられます。まずは事態収拾に努めなければなりません。2階からの水漏れの場合は2階の原因と思われる部屋主に連絡をして、被害が広がらないように努めましょう。そして、その部屋主に被害状況を報告し、できれば写真なども取っておくことが肝心です。じゅうたん、カーテン、布団、衣類、家電など使用できなくなったものがあれば、その金額なども把握しておきましょう。損害の請求先は原因により違いますが、人的な物であれば、その加害者、建物的な物は家主又は工事施工者になります。加害者が保険に加入している場合はその保険会社が代理して損害を補償してくれます。

原因としては
@洗濯排水
A水道凍結による二次被害
B火災の消火活動による被害 C建物による瑕疵(雨漏り他構造上の原因)過失などがあげられます

対処例『洗濯排水で被害を与えた場合』

@なるべく早急に水を止める。
A下階の住民に連絡を取る。(留守の場合は手紙を入れておく)※必ず被害を現認
B家主又は管理会社へ報告しておく。
C損害保険会社へ連絡を入れ担当者の名前を必ず聞いておく
D2、3が損害の報告が来た場合、保険会社の担当者を知らせる。(自らも保険会社へ報告)


排水口のトラブル
 

 入居後間もない場合は水周り清掃など行っているのでトラブルは少ないと思われますが入居3年などある一定の期間、住んでいる場合に多く見うけられます。この場合の原因としては、排水口に溜まったゴミがもっとも多いです。

主な原因
@ゴミ。種類は髪の毛やキッチン回りでは食べカスや油汚れ
A配管の劣化に伴うもの:サビ
B故意に詰まるようなもの:衣類やダンボールなど

メンテナンス例『上記写真のような浴室のつまりを防止』

@排水口のゴミを定期的に取り除く(週1回程度)
A半年に一度は排水パイプ用洗浄剤で奥に入ったゴミを溶解しましょう。

ほとんどがゴミによるつまりであるため、この場合、詰まった時の工事費用は入居者負担になりますので予防を忘れずに!



便器のトラブル
 
 寒い季節に4日間もあれば、トイレの便器は真っ二つに割れて、使い物にならなくなってしまう事が良くあります。 これは木造の1階部分に良くある事ですので十分注意が必要です。
比較的、鉄筋コンクリート造の建物では起こりづらいです。

主な原因
@長期不在による凍結。
A水抜きの手抜きや故意によるもの。

←イメージ写真では見事に便器のふたまで割っていますが、実際はふたは割れません。

凍結防止の方法

@貯水タンクは空にする事。(水を抜かないでいると上の便器と同じ運命)
A便器に若干溜まっている水に不凍液を入れること。

長期不在にする場合が挙げられますが、ほとんどは空家の場合に大家サンが行わなければなりません。



鍵のトラブル

 鍵や鍵の施錠器具のトラブルも重要なことのひとつです。
一口に鍵といってもトラブルの起こり方が予想できるものとできないものがありますので十分な配慮が必要でしょう。

考えられるトラブル

@鍵の紛失や施錠器の損耗による故障。
A水分凍結による、使用不能状態。
B第三者による破壊行為、入居者による故意過失。
C契約不履行による、入居者の同意がある建物使用停止。

施錠器具の交換によるお願い

何らかの事情により、シリンダー交換を行った場合や工事完了してしまった(事後報告)場合、必ず、管理会社か大家さんに新しい鍵をわたしてください。
火災などの
緊急時に対応する為です。 (なにも事件が起きていないのに入室された場合は警察で取り扱ってもらえます) そして鍵は数本予備に作っておきくれぐれも紛失しても対処できるようにしてください。



新手のトラブル

 法整備に伴い、抜け穴的ないたちごっこ。
次々と新手のトラブルが出てきておりますので少々ご紹介。

@入居後、設備故障の名目をつけて大家サンに迷惑をかける。
   (一度や二度ならいざ知らず・・・1ヶ月に10回以上も同じような個所の設備故障を言ってくる。)
   ・目に見えた嫌がらせ(精神的に大家サンを追い詰める)は相互信頼関係の破綻です。

今日も様々なトラブルが発生しております。新聞掲載になる事件事故にはならないよう、気をつけたいものです。




契約解除のトラブル

 契約解除によるトラブルで考えられるのは、敷金問題、家賃発生問題、正当事由による解除後の立退き料問題、建物瑕疵による解除など根本的には皆お金が絡んで問題を加速させる傾向があります。

主な原因

@相互の賃貸関係において適格な意思の疎通がはかれていない。
A一方的な契約条項違反または信義則に反する行為。
B仲介業者による虚偽の申請による解除。



敷金問題の防止法

日頃から建物家主とのコミュニケーションをとることと、その人の癖を把握して、対処するように心がけ、入居の際の契約条項を把握して問題が起こりそうな条項を削除か変更してもらうことも重要ですが、退去後の損耗の判断はなかなか個人では判断できないのが難点です。

疑問・質問など有りましたら、なんでもお答えしていきたいと思います。


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